自然素材

極厚30㎜の天然木の床

自然素材

極厚30㎜の天然木の床

人が家の中でもっとも長い時間触れているのはどこかわかりますか?それは「足の裏」です。だから、床の材質、厚さ、施工方法にはこだわりたい。

近年の建売住宅や廉価な注文住宅では、床材として合板に紙(オレフィンシート0.1~0.15㎜)を貼りあわせた床フロアーを使っています。一般的な注文住宅では、床材として合板にうすい木板(単板0.2~0.5㎜)を貼りあわせた床フロアーを使います。

一方で自然素材をうたう注文住宅では、床材として厚さ12~15㎜の無垢床フロアーを使います。しかし、残念なことにおおくは合板のうえに床フロアーを重ねて貼りあわせる施工方法を採用しています。この方法だと、うす木板を貼り合わせたフロアーとあまり変わらず、無垢床の良さを100%引き出せていません。

 じつは、底冷えの原因の一つは間違いなく合板フロアーのためです。合板とは、3㎜にスライスした木を重ね合わせて高圧プレスをして接着剤で貼りあわせた工業製品です。丈夫であつかいやすい製品ですが、本来の木の性質はすべて死んでいます。それにくらべ無垢の木は反ったり割れたりスキマができたりしやすいですが、適度な柔らかさ・温かみ・調湿作用があります。とはいえ、無垢床フロアーでも反り・割れ・透きをきらい、合板に貼りあわせてしまえば本来の木の柔らかさは味わえなくなります。

 人が家にもっとも長い時間触れているのはどこかわかりますか?

それは「足の裏」です。だから、床の素材、厚さ、施工方法にはこだわりたいものです。

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